働くクルマの大図鑑は、粉粒体輸送に活躍するバルク車の世界
大好評の「働くクルマの大図鑑」ですが、今回取り上げるのは粉粒体運搬車、いわゆるバルク車です。北海道のかんちゃんも乗っているセメントバルク車がよく知られていますが、石灰や炭酸カルシウムなどの鉱産物、ナイロンやポリエステルなどの樹脂ペレット、小麦粉やグラニュー糖などの食品原料があげられますが、このほかにも数えきれないほどの種類が存在。その１つ１つの物性に合わせた車両バリエーションが存在するというから驚きですね。
まずはその製造過程を見せてもらおうと、愛知県豊川市にある日本トレクス本社工場にやってきました。同社のバルク車はほとんどがトレーラタイプで、国内トップシェア。独自のノルディック型タンクのバルクトレーラが自慢で、その製造過程の取材では「へえ～!?」を連発。これは見逃せませんぞ！
そして引き続き、バルクトレーラの働く現場にも密着取材。こちらは、神奈川県藤沢市の㈱エッグ。主に神奈川県内を中心に首都圏全域でセメントのバルク輸送を行なっている会社で、社名もちょっと変わっていますが、実際なかなかユニークな会社でした。だって、ドライバーが乗りたいトラックを選べる、つまりドライバーに購入決定権があるし（もちろん新型車）、タンクのグラフィックデザインも自分の好きなようにしていいというのだから、かなりユニークでしょ！
知られざる粉粒体輸送の世界はワンダーランドでした！
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