新型トラックショー 始めます
さあ、今日は「フルロード」第17号の発売日！ 本屋さんの開店まであと少しですね。そんな中「チョットだけよ～！」も最終報となりましたが、最後は好文舎からの告知記事のご紹介になります。89ページ目に、こんなフレーズが載っています。「新型トラックショー 始めます」。ン？ ンン？ これだけじゃ何のことだか分かりませんね。実は、弊社好文舎では、主催の一般社団法人国際物流総合研究所と手を携えて、「新生トラックショー」の開催に向けて動き出したのですが、これはその告知記事なんですね。
トラックショーといえば、これまで日新出版主催の「東京トラックショー」が長年にわたって開催されてきましたが、この「新生トラックショー」は、諸般の事情から企業活動を停止した日新出版から正式に主催権を引き継ぎ、新しいトラックショーを開催しようというもの。会場は横浜のみなとみらい地区にある「パシフィコ横浜」、会期は来年の９月１日（木）～３日（土）を予定しています。すでに６月２日には、出展対象のトラックメーカー、架装メーカー、部品・用品メーカーなど計７社、来場対象の運送事業者２社、さらに後述する特別展のアドバイザーとして国土交通省の担当官も出席し、「新生トラックショー実行委員会」を開催。これは、いわばトラック業界が一丸となってつくり上げる「新生トラックショー」のキックオフになりますが、和やかな雰囲気の中で実りある意見を交換し、実行委員会は極めて順調にスタートしました。今後は、正式なプレス発表、出展対象者に向けての企画説明会、さらに出展者募集へと駒を進めます。
ご存知のように、「東京トラックショー」を主催していた日新出版に長年在籍していた私たちは、2009年の年末に社員全員解雇を言い渡され、やむなく好文舎を立ち上げたわけですが、巡り巡って、その私たちが新しいトラックショーの創生に力を注ぐことになるとは夢にも思いませんでした。しかし長年にわたって、東京トラックショーの裏方として企画・営業・運営・取材に携わってきた私たちには経験もノウハウもありますので、トラック業界が１つになり、より良い新生トラックショーのためにお役に立てるなら、私たちも全力投球したいと思っています。
といっても、私たちは「フルロード」の好文舎です、「新生トラックショー」は私たちが目指す「フルロード」の延長線上にあると思っています。トラック業界を支えているのは全国500万人のトラックドライバーであるという信念のもと、「新生トラックショー」は、ドライバーさんのためになり喜んでもらえるようなショーづくりに留意したいと思っています。たとえば最終日の９月３日は土曜日で、これは平日はなかなか休めないトラックドライバーに配慮したもの（もちろん土曜日も休めないドライバーさんがたくさんいることもよく分かっていますが……）。また、前述した特別展は、「さあトラックドライバーになろう！」特別展と仮称していますが、これは、昨今のトラックドライバー不足に際して、高校卒業の若年層や女性に、職業としてトラックドライバーという選択肢をアピールしようというもの。トラック業界が一丸となって取り組むべき課題と考え、敢えて「新生トラックショー」の併催イベントに位置づけました。
もちろん、トラックの素晴らしさ・トラック関連の仕事の大切さは、トラック業界の中にいる人たちにこそ再確認してもらいたいという思いから、さまざまなイベントも考えています。たとえば、まだまだ夢の段階ですが、本牧のコンテナ埠頭の広大な空スペースを第２会場とし、「フルロード」第17号で紹介している「フレイトライナー・インスピレーション」のような自律走行の大規模なデモンストレーション走行や試乗が出来ないか構想しています。トラック業界を面白くすること・活性化すること、そんなイベントをジャンジャン仕掛けて行きたいですね。「新生トラックショー」はビジネスショーだけど、そんな枠を超えたショーにしたいと思っています。
あれ、そんなこと言っているうちに本屋さんが開店する時間になっちゃいました。あとはすみません、「フルロード」第17号を読んでくださいね（笑）。
さあ、本日は「フルロード」第17号の発売日、さあ皆さん、本屋さんへ「ゴー！」ですゾ！
このロゴタイプはまだ仮のものです
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