全国の道を走っているトラックドライバーは、さまざまな事象を目撃しています。中には事件・事故につながりかねないヤバい事案も……。中堅ドライバーの鰻さんに聞いてみました。
文/中堅ドライバー鰻さん、写真/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真AC
事故った後の対応がヤバい
トラックで1運行している間には、度合いは違えどヤバい奴に1回は遭遇する気がします。
中でも、毎回「ヤバいなぁ~」と思うのが「事故時の対応」です。誰しも事故は起こしたくありません。事故をしたくて事故をする人はいないと思います。
ただ、事故を起こしてしまった場合(あるいは遭遇した場合も)、ドライバーの責任として負傷者の救助や二次被害の防止、警察・消防・救急・道路管理会社への通報などを行なうことが必要です。しかし、放心状態やパニックで何もしていない方が多いんです。
過去に経験した中には、事故発生から15分近く経過していたのに、自分が最初の通報だったこともありました。
また、路上故障の際にロードサービスには連絡しても、二次事故防止のための行動をしていない人の多いこと! 場所によっては、危険な場所もありますが、危険意識がないように思います。
お年寄りによる交通トラブルにもたびたび遭遇
最近多いのが、高齢ドライバーによる交通トラブルです。逆走など危険な場面でクラクションを鳴らしても、「自分は悪くない」と思っているようで、「なんでクラクション鳴らしているの?」みたいな反応をされることがよくあります。
高速道路でクルマが故障したのか、路肩にクルマを放置し、数km先のパーキングエリアを目指し、路肩を歩いている高齢者を見たこともあります。それ以外にも、高速や自動車専用道に自転車や徒歩での誤侵入も見かけます。
これは高齢者だけでなく外国人旅行者にもあることですが、高速沿いのアウトレットに行くために、高速の料金所を歩いて通過して本線に向かっていた若いカップルもいました。道路上の「ヤバい奴」が、これ以上増えなければいいのですが……。
そういえば先週、同僚が道路を走っていて鹿と衝突ししました。左ライト周り一式にバンパーをやられました。
「損害賠償が請求できない!」と、社長がぼやいてました。奴らは無保険。やられ損になるので、ある意味ヤバい奴です。
【画像ギャラリー】トラックドライバーが路上で目撃したヤバい奴(3枚)画像ギャラリー





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