クルマを運転しているのは常識のある人ばかりじゃありません。ルールもマナーも眼中になく、ひたすら自己中運転まっしぐらな人もいるんですね。
昨日に引き続き、長距離ドライバーのひろしさんに道路で遭遇したヤバい奴を聞いてみました。
文/長距離ドライバーひろしさん、写真/トラックマガジン「フルロード」、写真AC
PA・SAに出没する周回逆走車
最近変な動きというか、あり得ない運転をする一般車をよく見かけます。なにがあり得ないかというと、高速のPAやSA内でグルグル周回している逆走車です。
高速のPAやSAは基本的には一方通行になっていますが、最近は休憩施設というより、アミューズメント施設化しているところが多くて、どうしてもそこのPAやSAに停めたいのか、駐車場所を探して逆走を繰り返しながら周回している輩を多々見かけます。
PAやSA内で逆走していると、高速本線に出る時も間違えて逆走したりする車両もいるんじゃないかなと思います。連休中になると、この周回車両の他にトラックの駐車スペースに陣取る一般車がプラスされます。おかげで休憩が義務付けられているトラックが駐車できないなんて事態に陥りますので、この状況はなんとか改善してもらいたいです。
高速道路の真ん中番長
この他に「あり得ない」運転と個人的に思うのが、新東名や新名神、伊勢湾岸など3車線の高速道路で見かける通称「真ん中番長」です。通常高速道路では一番左が「走行車線」、一番右が「追い越し車線」になっています。基本的に遅い車両は一番左、追い越しする車両は一番右なのですが、「真ん中番長」とは一番左の「走行車線」が空いているにも関わらず、真ん中車線を時速75~80キロくらいのマイペースで走り続け、他の車両との流れを分断する運転をする車両のことです。
これによってどんな弊害が起きるのか? 1・2車線を並行して走る状況が生まれ、そこに追い越しを掛ける車両が出て来るので、結果的に3車線すべてをトラックが塞ぐといった状況が生まれます。時速90kmのリミッターの存在を知らない一般車両からしてみれば、トラックの迷惑行為にしか見えないと思います。
追い越し車両がいる場合、空気を読んで追い越される側も少し減速したり、オートクルーズを一瞬解除したりすることでスムーズな追い越しができ、無駄な追い越し渋滞を避けることができると思います。
「なんで追い越される側が減速しなきゃいけないのか?」という考えの人もいるでしょうが、すべての運転手のたった少しの気遣いでスムーズな流れを作れるならば、そっちの方が道路の流れを読めるプロドライバーっぽくていいと僕は思います。
一部の外国人ドライバーの無茶苦茶な運転
高速道路関連で今一番ヤバいというか危険だなと感じるのは、外国人ドライバーの無茶苦茶な運転です。差別しているわけではありませんが、最近ホントよく見かけるのが、母国に輸出する用だと思われる車両で、大型の平車の荷台に、大型の箱車などを載せて走っています。見た目はまさしく甲羅の上に子亀を載せた亀の親子のような光景です。
なにが危険なのかというと、大型の平車の荷台に大型の箱車を載せているもんだから、明らかに高さ制限をオーバーしていることです。平車の荷台に4トン平車、その上に2トン平車を載せている3段積載車両も見たことありますが、明らかに外国人と見られる運転手が運転しています。
高さ制限をクリアしているとは到底思えないんですが、どうなんでしょう?
高速上の看板などはかなり高い位置に設置されているので接触することはないでしょうが、下道に降りた途端、看板や高架下など、日本の道路は高さ制限ある道が多いですからね。大丈夫なのかと毎回見かけるたびにヒヤヒヤします。
上記の「真ん中番長」や「PA・SA逆走車」「追い越される側の減速」などはルールというかマナーですね。教習所では交通ルールだけじゃなくマナーも教えたほうが良いのではと思います。
ハンドルを握る全員が、少しの思いやりを持ってマナーを心掛けた運転すれば、より良いクルマ社会になるのになと、僕は常々思います。
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