三菱ふそうスーパーグレートに10.7リッターエンジン搭載のショートキャブモデル

三菱ふそうスーパーグレートに10.7リッターエンジン搭載のショートキャブモデル

三菱ふそうトラック・バスは、大型トラック「スーパーグレート」のラインアップに6R20型エンジン(総排気量10.7リッター)を搭載したショートキャブモデルを新たに追加。 2021年6月より販売開始した新型スーパーグレートに追加設定し、同モデルの初号車2台を富士運輸に9月1日に納車した。
ショートキャブ仕様の場合、フルキャブ仕様と比較して貨物を積むスペースをより多く確保できるため、少ない回数でより多くの貨物を運ぶ業務において輸送効率を求めるユーザーニーズに対応。また、輸送効率化を図ることで、昨今のカーボンニュートラルに向けたCO2排出量の低減や、物流業界におけるドライバー不足・人手不足といった課題にも貢献する。
スーパーグレートでは2017年発売モデルより、6R20型と6S10型 (総排気量7.7リッター) の2種類のエンジンを導入しているが、スーパーグレートのFS型低床8×4ショートキャブモデルに搭載した6R20エンジンは、低燃費でパワフルな走りとスムーズな加速を実現し、環境への配慮においても優れた性能を兼ね備えている。
6R20型エンジンは、燃焼システムの最適化によりさらなる低燃費を実現し、ストレスを感じない力強い走破性と優れた燃費を実感できるエンジンで、旧型エンジンに対してエンジン単体で約170kgの軽量化を達成し、軽量化による積載量の向上も同時に実現している。

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