ヒロの海コン物語
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寄稿・連載
なぜ運コン運転手になったのか その13
そして、台切ってアタマだけになった運転手さん、「短かきゃ平気だろ?」だって。もうね、俺の負けです(笑)。
「スゲーな」とか思いながら快く給油をしてさしあげ、その運転手さんは、道路に切り離したケツを引っ掛けて闇夜に消えて行きました。
この時、「海コン運転手になろう」とは思わなかったですけど、海コン運転手に対する憧れみたいなモノが芽生えたのは確かで、それ以外にも「あぶない刑事」の影響も多大にあったんでしょう(笑)、「港の雰囲気って、何か好きだなぁ」みたいなのはずっとありましたし、サラリーマンをやってた頃、横浜港シンボルタワーの展望台からコンテナ船を見て「俺はこーゆー仕事をやりたいのかもしれない」と思ったこともありました。
それらのことが、30歳で無職になった時に、「トラック運転手やトレーラ運転手」ではなく「海コン運転手になりたい」なんて思っちゃったキッカケになったのは間違いありません。
まあ、そんなこんなで海コン運転手を目指すことになるんですが、「免許取得も含め、ウチで全部面倒見て育ててやるよ」なんて運送会社があるワケないので、まずは海コン運転手に必要な「大型」と「けん引」の免許を取得しなければなりません。
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