京浜トラックターミナルへの高機能型物流施設「A棟(仮称)」の建設計画を推進
日本自動車ターミナルは6月30日、東京都大田区の京浜トラックターミナルに高機能型物流施設の建設計画を推進すると発表した。現在進められている京浜トラックターミナルの再開発計画の一環で、建設予定の施設には、各階に40ftコンテナ車が直接乗り入れできる方式の採用や、災害対策、環境対策などを採用する。平成29年(2017年)秋ごろの竣工を予定している。
以下、リリースより
日本自動車ターミナル株式会社はこのたび、京浜トラックターミナル(大田区平和島)に高機能型物流施設「A 棟(仮称)」の建設計画を推進することといたしました。
当社は、物流の合理化、道路交通の円滑化および都市機能の向上に資するため、都内4カ所にトラックターミナルを整備し、管理・運営しております。
供用開始後47年が経過する京浜トラックターミナルでは、これまでもトラック運送事業者の皆様のニーズにお応えするとともに、限られた土地の有効利用を図るため、複合物流施設の建設をはじめとする 施設の再開発計画を進めてきております。
今回の京浜トラックターミナル「A棟(仮称)」建設計画もこの施設再開発計画の一環であり、本年5月に竣工しました複合物流施設「新7号棟」に続く、当社創立50周年記念プロジェクトとして位置付けております。
本建物は、各階に40ftコンテナ車が直接乗り入れできるダブルランプウェイ方式を採用することで、利便性の高いワンフロアでの効率的な事業展開が可能となります。
また、災害対応としては、免震構造の採用や既に設置済みの京浜トラックターミナル全体をカバーす る72時間対応の非常用自家発電設備により、利用者の皆さまのBCP(事業継続計画)の実現に大きく 寄与することが可能となります。
さらに、環境保全への対応として、豊富な緑地を配置して利用者の憩いの空間づくりやモノレールか らの景観に配慮するとともに、LED照明の設置や再生可能エネルギーの活用に向けた太陽光発電設 備の設置等も計画していきます。
今後も日本自動車ターミナル株式会社は、物流事業者様のニーズと社会の諸要請に応え、物流環境 の変化に的確に対応したトラックターミナルの再開発計画を進めてまいります。
【施設概要】
住 所:大田区平和島2-1-1 京浜トラックターミナル内
建築面積:約21,000m²
延床面積:約105,000m²
構造:柱RC 梁S造(免震構造) 地上5階建
竣工予定: 平成29年秋頃
コメント
コメントの使い方