極東開発工業株式がインドネシアで建設を進めていた工場がこのほど竣工し、2月13日に関係者多数を招いて竣工式が行なわれた。
インドネシア工場は、極東開発グループの中国・昆山工場、インド工場に次ぐ3番目の海外生産拠点で、極東開発51%、インドモービルグループ49%の合弁会社「PT Kyokuto Indomobil Manufacturing Indonesia」として設立したもの。経済発展が急速に進むインドネシアにおいて、石炭運搬およびインフラ整備等で今後大きな需要が見込まれる輸送・建設関連の特装車であるダンプトラックおよびミキサートラックの生産を行う。すでに受注も多数入っており、同時に立ち上げた販売合弁会社を通じて、インドネシア国内での拡販を図る予定。
工場の所在地は、ジャカルタの東80kmのプルワカルタ県コタブキッドインダー工業団地内で、事業内容はダンプトラックおよびミキサートラックの製造。工場面積は、土地が約2万㎡、建物が約9000㎡で、代表取締役社長は戸口克己氏が務める。
なお、同時に立ちあげたダンプトラックおよびミキサートラックの販売ならびにアフターサービスを行なう販売会社では、平成28年12月期までにダンプトラック1200台、ミキサートラック480台の販売を見込んでいる。
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