トラックアライメント測定 前2軸 キャンバーの設定値って…？
UD CV27E
装着タイヤサイズ・・・11R22.5
測定時走行距離・・・71万0848Km
▲UD。ケミカルローリー。フロントの片減りによる測定依頼。タイヤは交換されていて偏摩耗の状態は分かりませぬ・・・。今回は車両担当さんではなく、ドライバーさんの希望によるもの。さて・・・・
▲１軸目の測定データ。TOTAL TOEがINではないものの0ｍｍです。まぁ・・・基準値のど真ん中っていうことで・・・そのまま。
▲2軸目の測定データ。ちょい・・・ほとんどOKだと思うんですが・・・ちょい右向きです。まぁ・・・ここはせっかくなので微調整してみます・・・。
▲リレーロッドにて平行度を調整。微調整でございます。
さて・・・
これだけTOEがマトモだったのに偏摩耗が出たのか・・・？ どの程度か分かりませんが・・・
キャンバーの角度に注目なんです。
フロント4本（4箇所）とも約1°くらい付いていますよね？
通常リア2軸の3軸とかのフロントのCAMの角度って0°～0°30′くらいです。
とくに前2軸のローリー系に多いんですが、（もしかしてUDだけ？）キャンバー・・・けっこうポジで起きている車両が多いんですね。
で、
たぶんなんですが・・・あっしの個人的な想像ですからね・・・
前2軸なので、4本のタイヤをコントロールするのはパワーステアリングとはいえ、多少負担になるはずですね。
そこでキャンバーをポジにすることによりステアリング機構の負担を軽減しているのではないのか・・・なぁ・・・と。
なので・・・TOEが基準値に入っていてもポジキャンにより外減りが出る・・・・・のではないかな？と思います。
で、最新の前2軸（4低含む）はサスペンションの進化（？）などにより、キャンバーの角度も見直され0～0°30′程度になっているのかなぁ・・・なんて思う今日この頃であります。
こういうときに勉強不足を痛感してしまうんでありますよ・・・。
もしメーカーの方々、これ読んでいたら知恵、知識を支障の無い範囲で分けてくださいませ～～～！m(- -)m
あ、
リア？
測りましたけど、画像・・・消しちゃったみたいで・・・へへっっ！
たしか真直ぐでした！・・はい！
★ハマダユキオの「絵描き屋のブログ」
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