【がんばれ、うさ子！ 前篇】
こんにちは、皆さん！ 前回、ジョニーが体験した【世にも恐ろしい出来事】をお聞かせしましたが、今回はその最終回に少しふれた『うさ子』が故障した時のお話をしたいと思います。
ＵＳＡトラックで初めてトラックを配給されたその日に乗り換えを言い渡された『幽霊トラック』、ラジエーターがダメージを受けたため無事に（？笑）別のトラックと乗り換え出来ることになりました。その後に乗り換えたトラックが番号８８８３の愛称「うさ子」。最高速度はスピードリミッターのせいで58マイル（92.8km）、ずいぶん使いこまれて、走行中はいろんな音がするボロトラックでしたが、幽霊も出ず、僕やハニーとの相性も良く、2009年の５月まで10カ月ほどアメリカ中を走り回りました。
あれはメリーランドの西端、ほとんどウエストバージニアの州境の倉庫会社でペンシルバニア行きの荷物を貰った時のことです。この時の荷物もロール紙で、重量は積載許容ギリギリの４万6000ポンド(約21ｔ）でした。そこからインターステーツのＩ－68に入って一旦東に向かいます。Ｉ－68は上り下りがきつい山道、荷物は重たいし、最近『うさ子』のトランスミッションから変な音が出てるし、ちょっとイヤナ感じがしましたが、仕方ありません。慎重にギアを変速しながら、ゆっくり丁寧に山道を走っていきます。ウチの『うさ子』もチャカポコ音をたてながら、一生懸命走ってくれました。ようやくＩ－70に合流して山道も少し落ち着いた頃、突然ギアが抜け「ガラガラガラ」と凄いノイズがしたかと思うと、すぐにドーンと突き上げるようなハンマー・ショックが……！ 「あぁ、トランスミッションがつぶれた！」もうちょっとで少し広い場所まで、『うさ子』、がんばれ！ （つづく）
ジョニー＆ハニーさんのブログのURL
http://johnnyueki.blogspot.jp/
Ｉ－68号線の東行き。キツイ坂道が続きます
コメント
コメントの使い方