米国在住 なでしこトラッカーの元気日記「PUNKにまかせろ!」 No.37
/
寄稿・連載
セキュリティーガードの思い出 Part 1
こんにちは! すっかり秋らしくなってきました。
と同時に食欲も大盛に・・・太りやすい時期なので気を付けなければと思う今日この頃(笑)。季節が変わって皆さんも体調を崩されません様にお気を付けください。
私の住んでいる所はFoot Hill(山のふもとの丘)といって平らな地形ではないので、道路も結構くねくね上ったり下ったりの運転です。
住んでる家も丘の途中にあるので裏庭もちょっと大げさですが、崖のようになっていて足を踏み外せば転げ落ちるし(笑)雪が降れば、もしかしたらスキーも出来そう。 自然がいっぱいでのんびり出来るんですが、不便な点は買い物に行くのに時間を要すること。
家から会社まで車で30分くらい。こんな田舎で、こんな私でも働ける場所があって本当にラッキーだと思います。この町にルイジアナ州から引越しをしてきて約9年、今の仕事を見つけるまでの間は、繋ぎの仕事として短期間セキュリティーガードを夜・昼としていましたが、そこでもいろいろな経験をさせてもらい勉強になりました。勤務中に拳銃を携帯したり、スタンガンやペッパースプレー(催涙スプレー)、棍棒などを携帯する人もいましたが、基本的に自由。確かに日が暮れてから日が昇るまでの勤務は自分一人なので自己防衛のために必要かなとも思います。
契約の場所がいろいろあってその都度変わりますが、常に無線機は携帯して持ち歩いていました。30分ごとに他の場所で警備している同業者とも全員チェックの連絡を取り合って、安全を確かめ合っていました。無線での言葉はもちろん暗号化されたもので、他の人が聞いても分からないようなこと。でも、お馴染みの
「10-4」は皆さんも知っていますよね!(笑)
短期間でしたけれども、何回か怖い・・・というか、ちょっとビビッた経験もありました。 いつだったかダムの周りの警備を夜通ししていましたが、大きな橋の終わりのところで誰も車を停めないように見張っていた時のこと。9-11の後は「ダムが破壊されるかもしれない」という噂があったので、契約の対象になっていたようです。 ある時、1台の車に3~4人乗った東南アジア系らしき人達が橋の真ん中辺りに車を停めて何やら写真を撮っている様子でした。駐車禁止で、しかも夜で暗いのに景色を撮るには不可解でしたので早速、警告灯を点灯して近寄っていきました。そして私が近寄るのを彼らが見た瞬間、慌てて車の中に逃げ込むようにして煙を出しながら逃げて行きました。このことはもちろんレポートしましたが、やっぱりあれは何かのたくらみのため・・・? それとも私が熊に見えた??(笑)
続く・・・
無線では名前の変わりに番号で呼び合います。私は88でした。(笑)
皆さん、良い週末をお過ごしください!
PUNKさんのブログ「トラックドライバーPUNKのアメリカ生活日記」のURL
http://blogs.yahoo.co.jp/rhcfijhwalker
コメント
コメントの使い方