タイヤ屋ハマダユキオの「車輪の下」 No.44
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寄稿・連載
タイヤ温度と空気圧の関係
空気は暖まると膨張します。
密閉容器の空気を暖めると中の空気は膨張していき・・・圧力は上昇していきますです・・ハイ。
タイヤも同じでありやす・・・。
冷間で規定の空気圧にしていても、走行直後は空気圧は上昇しています。ただ冷めれば元の圧に戻りますので空気圧を下げることはありません。
なので・・・
必ず空気圧点検は冷めている時にお願い致します!
炎天下の中長時間走行してきて
「エアチェックしてくださ~い!」
はい~! ・・・お!900kpaですね~OKです!」
「ありがとう~!また来るよ~!」
・・・・ではダァ~~~~メ!!!!
冷えた状態まで待てないのならちょっと高めでセットしてくださいませ~!
▲タイヤ温度と空気圧の関係のイメージ資料。
タイヤ温度が30℃上がるとタイヤの空気圧は10%上昇します。
空気圧は高すぎても低すぎてもダメです。
車両担当者様、整備業界の方々、可能な限り冷えた状態で規定の空気圧の管理をお願い致しやす~~!
タイヤ屋からの心からのお願いです。m(_ _)m
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「測定屋、ときどきタイヤ屋、絵描き屋の日記」
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