UDインフォメーションサービス、フルサービス開始

UDインフォメーションサービス、フルサービス開始

省燃費運転をサポートする「フュエルプログラム」も始動

あまり知られていないが、UDトラックスでは平成21年ならびに平成22年排出ガス規制に適合した「Quon(クオン)」「コンドルPK、コンドルPW」「コンドルMK、コンドルLK」から、同社のカーテレマティクス「UDインフォメーションサービス」の全車標準対応を行なっている。

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これは、これまで展開していた「UDテレマティクス」の発展型といえるもので、FOМA通信網・インターネットを活用し、車両状態や運行状況などの情報を、車両に搭載された多目的ディスプレイから自動で発信し、その情報がUDインフォメーションサービスセンターで集約・分析され、各種の有用な情報サービスを直接ユーザーに提供。情報の面から安全・環境対策、コスト低減、稼働率向上を強力にバックアップするというもの(ただし車両からの情報発信を許諾した車両のみがサービスの対象)。11月1日、ユーザーの燃費改善をより一層サポートする「フュエルプログラム」をはじめとするサービスが始動し、UDインフォメーションサービスのフルサービスが開始された。

UDインフォメーションサービスの「フュエルプログラム」は、車両に搭載され、走行中リアルタイムに省燃費運転のアドバイスを行なう機能を拡張した「燃費王」と、車両から発信される走行状態や制御情報を蓄積・分析し、車両の燃費レベルやその改善に多くのヒントを提供する「Ecoレポート」により、車両の省燃費運転をサポートするもの。なお「Ecoレポート」は、申し込みをしたユーザーに毎月無償で配信される。

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Ecoレポートより抜粋(イメージ)

 

さらに、車両ごと、ドライバーごとの運転の強み・弱みや、運転指導のポイントを分析しアドバイスを行なう「省燃費診断カルテ」の配信やドライバーへの個別指導など、ユーザーのニーズに合わせた省燃費運転のサポートメニューを段階的に導入するという。

ちなみにUDインフォメーションサービスには、このほか新車登録後5年間は無償の標準サービスとして、車両ごとの整備日程や今までの法定点検実績を毎月レポートで知らせる「整備インフォメーション」、多目的ディスプレイから発信されるエンジンやトランスミッションなどのエラー情報を遠隔診断することにより、入庫前にお客様車両の車両状態を把握し、迅速な対応をする「安心稼働サービス」、また有償のオプションサービスとして、車両の現在位置のリアルタイムでの確認や走行経路履歴をインターネットで随時閲覧できる「いまどこ車両検索」、運転日報や安全運転の詳細分析、庫内の温度管理など、車両の詳細情報をデータ化しインターネットで随時閲覧できる「IT運行管理」、トラフィックアイブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)装着車両において、トラフィックアイブレーキが作動した場合に、ご指定の携帯電話やパソコンのメールに通報する「危険運転通報」……などがある。

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