日本ミシュランタイヤが推奨している「リグルーブ」については、このブログでも何度か取り上げてきましたが、日本ミシュランタイヤでは、トラック・バス用タイヤのリグルーブについて、1本につき300円を東日本大震災の義援金として同社が積み立て、日本赤十字社を通じて寄付するというユニークな取り組みを本日から始めました。以下にそのプレスインフォメーションの要約を掲載しますが、「本日もベリータイヤード」のタイヤ屋さ~ん! 今はお仕事がヒマって聞きましたよ、この際ですから、じゃんじゃんリグルーブしちゃって下さい! (キャップ)
東日本大震災後の製品安定供給のための体制
ならびに被災地に対する義援金プロジェクトについて
日本ミシュランタイヤ株式会社は、東日本大震災で被災された地域の復旧に必要な生産財であるダンプトラック用タイヤの需給逼迫の状況を鑑み、当該製品カテゴリーの日本への供給を優先し安定供給を図ります。また、復興支援活動の一環として、お客様がトラック・バス用タイヤのリグルーブ(溝の再生作業)サービスを利用した場合、1本につき300円を日本ミシュランタイヤが義援金として積み立て、日本赤十字社を通じて寄付する「リグルーブ義援金プロジェクト」を本日より開始します。
当社は、被災された地域の一刻も早い復旧に少しでも貢献することを目的に、需給が逼迫するダンプトラック用タイヤの生産を優先する施策を採ります。被災地の復旧に欠くことのできないダンプトラック用タイヤの日本への供給を優先し、輸入本数を当初計画から倍増することで、被災地への安定供給を図ります。
また、復興支援活動の一環として「リグルーブ義援金プロジェクト」を開始します。「リグルーブ」とは、摩耗が進んだトラック用タイヤに再び溝を刻む技術であり、新たな材料を使うことなく、タイヤの走行寿命を最大25%延ばすことを可能にします。ミシュランが販売するトラック・バス用タイヤは、一部を除き全て「リグルーブ」することが可能です。本日から一年間、全国のミシュランタイヤ取扱店で行われたリグルーブの施工本数を集計し、1本当たり300円を日本ミシュランタイヤが被災地への義援金として積み立て、日本赤十字社を通じて寄付することを決定しました。