こんにちは こんにちは 世界の国から~誰も見たことのないゴミ収集車が大集合!!

■中東のイランはゴミ箱を後方から持ち上げて投入するリアローダー付きが主流

 ゴミ収集車は、1tピックアップトラック、小型・中型トラックベースのリアローダー付圧縮式が主流。シャシー・上物とも国産で、やや旧式なモデルが多かったものの、経済制裁の緩和に伴い、新しいモデルへの更新が進みそう。

ペルシアンガルフカンパニー製のミニパック11084/荷箱容積8㎥級リアローダーのより新しいモデル。種車もいすゞNPRの現地組立車だ
イラン・コンプレス製のミニパック/日産ジュニア140系を国産化したザミヤドZ28ベースの荷箱容積8㎥級リアローダー付圧縮式ゴミ収集車。ベース車よりも上物が新しくみえる

■ウジメカがゴミ収集車のシェア40%を占めるブラジル

 ブラジルではロスロカ傘下のウジメカが市場シェア40%、中南米でも35%を占める最大手で、小型から大型まで各種の圧縮式ゴミ収集車を擁している。VWやメルセデスベンツの現地専用モデルを架装ベースとする例がほとんどで、欧米車とは異質なムードが漂う。

VWコンステレーションの圧縮式ゴミ収集車/ブラジルではVWブランドの大型トラックがポピュラーだ。写真はウジメカのリアローダー付圧縮式ゴミ収集装置を架装したもの
ダマエク・モデロCP/荷箱容積10〜15㎥級の中型圧縮式ゴミ収集車。ヴェマックのブランドも展開する。架装ベースはメルセデスベンツの現地専用モデル・アトロン1319

■オーストラリアは欧米流のローダー装置付きゴミ収集車が主流

 国土の割に人口が少ないオーストラリアでは、欧米の流れを汲んだ現地製と欧米製の圧縮式ゴミ収集車が使われており、用途に応じてフロントローダー・サイドローダー・リアローダーが選択されている。特に大型は、いすゞや三菱ふそう、ボルボ、イヴェコなどをベースとした8×4車が多いのが特徴だ。

スーペリアパック・ペガサス/最大リフト容量2,000kgのフロントローダーと25〜35㎥の荷箱容積をもつ大型圧縮式ゴミ収集車。写真のいすゞFYH2000はGVW30t級である
スーペリアパック・ラプター/新開発のウェイストコンテナ・リフターをもつ中大型サイドローダー付圧縮式ゴミ収集車。制御にCAN-BUS通信を使うなど欧米のトレンドにある

■国産のほか欧米・トルコ製のゴミ収集装置が増大するロシア

 近年ロシアの欧米関係は悪化しているものの、ゴミ収集車の上物についてはロシア製に加えて、欧米・トルコ製も勢力を拡大中。主流は中〜大型圧縮式ゴミ収集車で、リアローダーまたはサイドローダー付。架装ベースは国産のKamAZやウラルやベラルーシのMAZが多い。

KOMMASh・KO-440-5U/KOMMAShはソ連時代から続くゴミ収集車メーカー。大型総輪駆動車Ural-4320を架装ベースとしたサイドローダー付圧縮式ゴミ収集車
KOMMASh・KO-440K20/ロシア国産メーカーのリアローダー付圧縮式ゴミ収集車の新型。GVW25.2t・積載量10.4t・荷箱容積20㎥。架装ベースはKamAZ-65115

■トラック製造で世界的シェアを拡大させるトルコのゴミ収集車

 欧州向けバス・特装車の生産拠点を目指しているトルコ。ゴミ収集車も欧州スタイルで、1t未満の小型トラックから2軸セミトレーラまで多彩なモデルを生産、旧ソ連諸国などへ輸出もされている。

フォード・オートサン1832DC/トルコ国産GVW18tゴミ収集車用ベースシャシー。キャブはイタリア・ギアのデザイン
カトマチラーの圧縮式ゴミ収集車/4.5〜8㎥、9〜24㎥の各クラスを設定。写真はフォード1832DCに架装したもので、恐らく12㎥級。リアローダーも装備している
【画像ギャラリー】中国・インド・ロシア・ブラジルなどなど……いろいろな国のゴミ収集車を大特集!(26枚)画像ギャラリー

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