日本上陸も近い!? ヒュンダイ「Xcient 」登場!

日本上陸も近い!?  ヒュンダイ「Xcient 」登場!

現在開催中のソウルモーターショーに遂に登場しました! ヒュンダイ自動車の大型トラック「Xcient」でございます。「エクシェント」と読むのかな?、ヒュンダイ自動車の「トラゴ」の後継に位置づけられる車両で、同社の大型トラックとしては2006年以来のフルモデルチェンジとなります。近々、日本市場にもこの「Xcient」が登場することは確実と見られ、価格競争力を含め、国産トラックの強力なライバルになる可能性も秘めている注目の新型トラックと言えます。以下、ヒュンダイ自動車のプレスリリースの要約です。

ヒュンダイ自動車の商用車部門は本日(3月28日)、「2013ソウルモーターショー」において新しい大型トラック「Xcient」を披露した。2006年にデビューした「Trago(トラゴ)」の後継となるトラックで、優れた外観といくつもの改善された特徴をもっている。
「Xcient」は大型トラック市場の新しいスタンダードとなることが期待されている。「Xcient」という車名は、計測に用いる単位で最大を表す「XC」と英語の”efficient”(効率)という単語を組み合わせた造語で、このトラックのパワーと効率性を象徴している。

『「Xcient」は、ヒュンダイ自動車が卓越性と技術的イノベーションを絶えず追及することで生まれました。この新しい車両は、商用車市場のメジャープレイヤーになるという我々の目標の達成を後押しするでしょう」と、ヒュンダイ自動車のチェ・ハンヨン(Hanyoung Choi)副会長はコメントしている。

「Xcient」の開発には、3年間と2000億ウォンを費やし、カーゴ、トラクタ、ダンプのフルラインナップを揃えた。開発の初期段階から、顧客の要望とマーケットのトレンドを全面的に反映してきた。

広いグリルが自信に満ちた外観を強調し、サイドのラインは力強く、しかし洗練されたイメージを加えている。

キャビンの高さは330mm増の1895mmとなり、ドライバーのスペースが増えた。キャビン内のベッドの幅も650㎜から800㎜となり、長距離輸送に適したものとなっている。1046Lのストレージにより利便性も向上している。

「Xcient」には2種類のディーゼルエンジンを設定。10L-Hエンジンは420ps、最高トルク200kg・m。Powertechエンジンは、最高出力520ps、最大トルク255kg・mである。

エンジンパフォーマンスの改善により、燃費性能は従来比で7%向上している。さらにダンプスプリング、ツインクラッチ、エアサスペンションなどコンポーネントも改良され、耐久性が向上している。このため維持費が抑えられ、経済的にも効率的なトラックとなっている。

「Xcient」には商用車としては初となるさまざまな便利な機能も追加された。Cold/Warmエアベンチレーション付きのドライバー席、ボタンスタート機能などである。とりわけヒュンダイが誇る先進の車載テレマティクスサービス「ブルーリンク」は商用車としては初搭載となる。

ヒュンダイ「Xcient」の発売は今年後半を予定しており、2017年までに世界で6万台の販売を目標にしている。ヒュンダイは、海外市場ではペルーとロシアでイベントを開催する計画がある。

デザインと効率性が改善された新しいトラックは、世界の商用車市場におけるヒュンダイのプレゼンスを高めることだろう。

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