チョットだけよ～！ 最新「フルロード」第22号・秋の大収穫祭だ！ 第６報

トラックドライバー不足、特に若年層の「なり手」が極端に減っている現状を背景に、18歳から車両総重量7.5ｔ未満のトラックを運転できる「準中型免許」の施行が「平成29年３月12日から」に決定しました。つまり今から半年後には新しい自動車免許制度がスタートするのです。予想外に早いスピードで施行が決まったのは、来年の高校新卒者にもトラックドライバーという選択肢を提供したいという思惑の表われでしょう。それほどトラックドライバー不足は喫緊の課題なのです。確かに免許制度を変更しただけで、トラックドライバーのなり手が増えるかどうかは未知数で、労働環境の向上など魅力アップの施策は並行して行なわれなければならないと思いますが、それでも若年層の雇用に活路を開き、架装減トンなどトラック輸配送の実態とマッチしない現行の免許制度の改正は、トラック業界の「未来」に希望の灯をともすものだと思います。「準中型免許」の創設を伝えた「フルロード」第16号に続き、今号では新免許制度の具体的な内容からトラック業界の対応、そしてトラックメーカーの動向、自動車教習所の取り組み状況まで、最新情報を網羅してお伝えします。