正直言って「フルロード」第９号は、全体が見えない現段階では、海の物とも山の物ともつかず、まだまだ混沌としております。だから、今はまだ「今度のフルロードも絶対面白いから、読んで下さいネ！」なんてことはとても言えないんですが、少なくとも原稿をはじめとする「素材」はとてもいい物が集まったと思います。だから、あとはこれらの素材をいかにうまく調理するかだけだと思うんですが、これが結構むずかしい。
高校生の頃から編集という仕事に携わってきたはずなのに、考えたら、この最後の詰めってヤツをうまく乗り越えたことなんてなくて、いつもどうしたらいいんだろう、どうしたらより分かりやすく伝えることが出来るんだろうと悶々としてばかりで、結局、最後は「オレってダメだな、才能ないんだな～」って落ち込んじゃうんですね（笑）。
いま「フルロード」第９号は、編集の胸突き八丁の正念場。これを乗り越えたら展望が開けると思うんですが、夜明けの前が一番暗いのかな、何度も何度もけっつまずきながら、それでも少しずつ前に進んでおります。以上、現場からの実況中継でした！
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