ダカールラリー2014 日野チームスガワラの戦い  第1ステージ

ダカールラリー2014 日野チームスガワラの戦い  第1ステージ

競技スタート ワインディングの第1SSを2台とも手堅くクリア
 
昨晩のセレモニアルスタートに続いて、5日からいよいよダカールラリー2014の本格的な競技がスタートした。この日の行程は、ロザリオ~サン・ルイ。ロザリオから西に405km移動したあと、180kmのSSが行なわれた。舞台となったのは、コルドバ山脈を巡る180kmのワインディング路で、狭くて埃も酷いトラックには厳しいコースとなった。

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2号車:菅原照仁/杉浦博之組 
 
日野チームスガワラの日野レンジャーは、このSSをノートラブルで手堅く走行。2号車菅原照仁/杉浦博之組がトラック部門総合23位、慣らしを兼ねて手堅い走りを見せた1号車菅原義正/羽村勝美組も、同じく総合50位でフィニッシュした。SS終了後には224kmの移動区間があり、この日の総距離は809kmと初日から長丁場となった。

トラックは2輪、4輪のあとからスタートするため到着時間は遅く、2台の日野レンジャーもSSのゴールは確認されているが、原稿製作時点の午後9時時点ではサン・ルイには未到着だ。ビバーク地は、FIAのGT世界選手権が開催されたこともあるサン・ルイ・サーキット。パドックエリアにビバークエリアが設定され、日野チームは新型のアシスタンストラック、日野700シリーズZSを中心にサービススペースを確保。メカニックたちが競技車の到着を待っている状況だ。

6日はサン・ルイ~サン・ラファエル間で400kmのSSが行われる予定だ。

 
 ■フォトギャラリー

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サン・ルイのビバークで日野レンジャーの到着を待つ日野チーム

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1号車:菅原義正/羽村勝美組

■ルートマップ

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