新明和工業の脱着ボディ車「アームロール」の4t車級に新型モデルが登場しました。「市場の声を反映したクラストップの積載能力と基本性能の強化を実現」とのことです。詳細は以下より。
◆主な特長
・軽量化のために、インナーポストのテーパー形状化、サブフレームの断面及び形状変更などの構造部を徹底的に最適化し、従来型と比べ約90kg軽くなった。
・建屋内での作業性を高めるため、脱着作業時のアームの長さを短縮化して脱着時の最低地上高と引き上げ角度を低減させた。
・コンテナをキャッチする際に、アーム先端部の確認バーが運転席後部窓から確実に確認できるよう、スライドアームをテーパースマート形状とした。
・今まで”あともう少し”のところで届かなかったコンテナのキャッチングを可能とするため、アームを自在に伸縮させることができる「キャッチング・コントロール機能」をオプション設定。また、アームを伸ばした際の過負荷防止安全制御も装備した。
・基本性能を強化するため、脱着作業時の衝撃音緩和（アンチフロート機構）や、走行安定性に配慮した低床化（デッキ面地上高を約20mmダウン）などを実施した。
◆主要諸元
適用シャシ：4t車級
ホイールベース長：約3.8m
コンテナ脱着時間：約22秒（離脱）/約16秒（装着）
引上時コンテナ角度：約27度
チルト時間：約20秒（上げ）/約15秒（下げ）
チルト角度：50度
作業時全高：コンテナ引上時約3050mm/チルト時約4300mm
コンテナ離脱時全長：約10.5m
◆販売開始時期
2012年12月3日
◆販売目標
600台（2013年度）
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